結婚指輪の相場は?平均的な費用相場を年収、年代別に紹介!

結婚指輪の値段というのはピンからキリまであり、上を見ればきりがありません。
この記事を見ている方の中には、
「自分たちに合った結婚指輪の値段っていくらぐらいなんだろう」
という疑問を抱えている方もたくさんいるでしょう。

そこでこの記事では、結婚指輪の平均的な相場を年収や年代別に紹介していきます。

結婚指輪の相場を年代別に紹介

結婚指輪の費用相場は、年代によっても変わってきます。
以下、年代別の平均的な費用相場について、詳しく解説していきます。

20代の場合

20代前半の場合は、社会に出たばかりということもあり、年収が比較的少ない傾向にあります。
結婚指輪の費用相場も25.2万円と若干抑え気味です。

20代後半になると、少しずつ給料が上がり、ボーナスなども充実してくることが多く、相場も一気に上がって36.9万円となります。

30代の場合

30代前半の方が選ぶ結婚指輪の相場は、39.1万円です。
30代に差し掛かると、ある程度給与も安定してきますし、ボーナスも20代の頃に比べると充実してきます。
ただ、20代後半のデータを見ていただくとお分かりいただけると思いますが、30代前半と20代後半の結婚指輪の費用相場は3万円ほどしか違いがありません。

中には、
「30代になったら一気に相場が跳ね上がる」
と考えている方もいると思いますが、意外にもそういうわけではなさそうです。

ちなみに、30代後半の方が選ぶ結婚指輪の費用相場は39.0万円となっており、30代前半の方とほぼ同じくらいになっています。

40代の場合

40代になると、年収が一気に跳ね上がるケースもあります。
また、それまで独身だった場合はある程度貯金ができていることもあり、結婚指輪の費用相場も48万円とかなり高額になっています。
40代になると、社会的な地位もある程度確立されるようになりますので、それにふさわしい指輪を贈る方が多くなるのです。

結婚指輪の相場を年収別に紹介

では次に、結婚指輪の相場を年収別に紹介していきます。

年収300万円

年収300万円の方が選ぶ結婚指輪の相場は、20万円から25万前後となっています。
月収ベースにすると、約24万円となりますので、丸々1か月分の指輪を贈っていることになるのです。
20万円から25万円前後の費用を用意できれば、0.2カラットの指輪を贈ることができます。

年収400万円

年収400万円の方が選ぶ結婚指輪の相場は、大体25万円から30万円前後となっています。
30万円前後の費用を出すと、0.3カラット程度のダイヤモンドの指輪を贈ることができますので、結婚指輪としては十分と言えるでしょう。

年収500万円

年収500万円の方が選ぶ結婚指輪の相場は、30万円から35万円前後となっています。
この金額を出すことができれば、ソリティアという人気のタイプだけではなく、パヴェというダイヤが豊富にあしらわれたゴージャスな指輪を選ぶことも可能です。

年収600万円

年収600万円の方が選ぶ結婚指輪の相場は、35万円から40万円前後となっています。
この年収まで達すると、生活に少し余裕が出てきますので、
「ダイヤモンドの質にこだわりたい」
「全体の質にこだわりたい」
と考える方が増えてくるようです。

年収700万円

年収700万円の方が選ぶ結婚指輪の費用相場は、40万円から45万円前後となっています。
40万円から45万円の予算を出すことができれば、0.4カラットの少し大粒のソリティアリングを選択肢に入れることができます。

年収800万円

年収800万円の方が選ぶ結婚指輪の費用相場は、45万円から50万前後です。
45万円から50万円の予算があれば、より質の高い指輪を選択肢に入れられるようになります。

年収900万円

年収900万円の方が選ぶ結婚指輪の費用相場は、55万円から60万円前後となっています。
60万円前後の予算があれば、指輪もある程度自由に選ぶことができ、0.7カラット前後のソリティアリングも射程圏内です。

年収1000万円

年収1000万円になると、結婚指輪の相場が一気に跳ね上がり、100万円前後になります。
ハリーウィンストンなど、誰でも知っているような高級ブランドの指輪や、1カラットのダイヤモンドを贈る方も多いです。

結婚指輪の相場って給料3か月分じゃないの?

ここまでの解説を見て、
「結婚指輪って給料の3か月分が相場でしょ?」
と感じた方もいると思います。

一昔前は、給料の3か月分くらいの指輪を贈るのが当たり前でしたし、それができて一人前の男だというような風潮もありました。
しかし、近年では給料の1か月分~1.5か月分くらいが相場となっていますので、あまり無理をする必要はありません。

そもそも結婚指輪の金額って何で決まるの?

冒頭でも解説したように、結婚指輪の値段はピンキリで、リーズナブルな指輪もあれば、言葉が出なくなるほど高額な指輪もあります。
では、結婚指輪の金額とは一体何で決まっているのでしょうか。

金額を左右するいくつかの要素について、詳しく見ていきましょう。

ダイヤモンドの質

結婚指輪の値段は、ダイヤモンドの質で大きく異なります。
ダイヤモンドの質は、
  1. カラット → 重さ
  2. カラー → 色
  3. クラリティ → 透明度
  4. カット → 輝き
の4Cで決まります。

この記事を見ている方の中には、
「4C全てを重視したい」
と考えている方もいると思いますが、このような選び方をしてしまうと、予算がいくらあっても足りなくなりますので、
「カラットを重視する」
「クラリティを重視する」
というように、最も重視したいポイントを絞っておくことをおすすめします。

素材

結婚指輪の素材によっても、値段が大きく変動します。
レアな素材ほど値段が高くなる傾向にあり、一番人気は「プラチナ」となっています。
プラチナは希少性がかなり高く、ウェディングにふさわしい白銀のカラーとなっていることもあり、全体の8割がプラチナの指輪を選んでいるのです。

2番目に人気なのは、ゴールドです。
プラチナほどではありませんが、ゴールドもかなり希少性が高く、デザインの幅もかなり広いため年代問わず人気を集めています。

デザイン

記事内でも何回か登場しましたが、結婚指輪には、
  1. パヴェ → 44万円前後
  2. メレ → 38万円前後
  3. ソリティア → 37万円前後
  4. エタニティ → 20万円前後
など、様々なデザインがあります。

複雑なデザインになればなるほど、加工に高い技術が必要になりますので、金額も高くなるのです。

ブランド

結婚指輪を扱っているブランドによっても、値段が大きく異なります。
高級ブランドの指輪には、
  1. 保証がしっかりしている
  2. ダイヤモンドの質が高い
という特徴がありますが、ブランド料が上乗せされてしまうため、かなりの金額になってしまいます。

既成かオーダーか

結婚指輪の値段は、既成かオーダーかによっても異なります。
結婚指輪は、
  1. 手作りする
  2. 既製品を購入する
  3. セミオーダーする
  4. フルオーダーする
上記4つの方法で手に入れることができます。
最もコストを抑えられるのは手作りで、最もコストがかかるのはフルオーダーです。

それぞれの方法にメリットやデメリットがありますので、コスト面とのバランスを考えたうえで結婚指輪の作成方法や購入方法を決めていきましょう。

まとめ

結婚指輪の費用相場というのは、
  1. 年代
  2. 年収
によって大きく異なります。

一昔前は、給料の3か月分が相場と言われていましたが、近年では給料の1か月分が相場となっていますので、無理をする必要はありません。

結婚指輪は価格帯がかなり幅広いため、予算やこだわりたいポイントを明確にしたうえで、慎重に選ぶことをおすすめします。

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