ジュエリー1つでコーディネートは変わる!シーン別の選び方

そこで今回は、これさえ知っていれば、どんなシーンでも対応できる! 「ジュエリーコーディネートのノウハウ」をお伝えしたいと思います。 シーン別、ジュエリーの種類別に、目を引くコーディネートをご紹介します。
目次
ジュエリーのコーディネートで押さえておきたい基本アイテム
ジュエリーはつけ方次第で、可愛らしくも大人っぽくエレガントにもなります。逆に、ジュエリーをつけすぎると下品な印象を与えてしまいます。ここでは、ジュエリーをコーディネートする際に気をつけたいポイントをご紹介します。
全体のバランスを考える
ジュエリーは、身につけるだけで顔や手元を華やかにしてくれます。しかし、無制限に全身にジュエリーをつけてしまうと、ファッションとのバランスが崩れてしまいます。ジュエリーをつける場所は、耳、首、手の3つが基本です。ジュエリーをつけ慣れていない人は、このうちの2カ所に限定するとバランスがよく、失敗が少ないでしょう。
・今日はお気に入りのマニキュアを塗っているから、手にはリングを飾ろう。
・髪をアップにしたから、大ぶりのピアスをつけてみよう。
など、その日のファッションで「似合いたいもの」を決めておくとよいでしょう。
服装とのマッチングを考える
ジュエリーにはさまざまな魅力がありますが、「これさえ身につけていれば、どんなシーンでも大丈夫」という正解はありません。普段の服装に合わせるジュエリーと、きらびやかなドレスに合わせるジュエリーでは、また違った魅力があります。そのジュエリーが似合うファッションを理解することが、理想のコーディネートを実現するための第一歩です。
また、普段使いのジュエリーを購入する際は、「普段着でお店に行くこと」をおすすめします。普段着ないような高い洋服でジュエリーショップに行くのは、実は逆効果なのです。
自分がよく身につけるファッションに合うジュエリーを選ぶことで、長く愛用できる一品になるはずです。
季節感を取り入れる
ファッションは夏と冬では大きく装いが変わります。季節によって、ジュエリーの素材やカラーを変えることで、全体のバランスが良くなるだけでなく、トレンド感もしっかり押さえることができるでしょう。春は華やかなパステルカラー、夏は涼しげなマリンカラー、秋には落ち着いたくすみカラーなど、色を意識するだけでも手軽に季節感を取り入れることが可能です。さらに、雪の結晶や季節の植物など、その時ならではのモチーフジュエリーを取り入れれば、一気に季節感のある装いになります。
ジュエリーのコーディネートは「シーン別」に考えよう
ジュエリーは、ファッションに彩りや個性、華やかさを添えてくれます。しかし、どんなに素敵なジュエリーでも、シーンによっては適切でない場合もあります。ここでは、TPOに応じて避けた方がよいジュエリーや、好まれやすいよいジュエリーをご紹介します。
恋人や好きな人とのデート
「一番素敵な自分」でいたいデートでは、ついつい張り切っていろいろなジュエリーを身につけたくなるものです。しかし、初デートであまり派手なジュエリーやブランド品を身につけるのは避けた方が無難です。デートの主役はあなたです。第一印象が派手なジュエリーに偏ってしまうと、その日が台無しになってしまいます。
やわらかい雰囲気を演出するピンクゴールドのジュエリーを身につけ、アクセントとして小ぶりのネックレスをつけるのがおすすめです。また、「ジュエリーが地味すぎる」と感じる方は、シンプルなものを重ねるのもおすすめです。
ただし、指輪は「誰かからもらったもの」と思われがちなので、まだ付き合っていない人は外した方が無難です。ピアスやネックレス、ブレスレットなどとのコーディネートを楽しんでください。もちろん、パートナーからプレゼントされたジュエリーがある場合は、それを身につけると喜ばれます。
気心知れた友人とのアクティブな遊び
旅行や気の置けない仲間とのレジャーでは、目の前の楽しい会話に集中しながら、おしゃれを楽しみたいものです。また、普段から身につけ慣れているジュエリーで「自然体の自分」を見せるのもよいでしょう。つけ慣れないジュエリーを華やかにコーディネートしてしまうと、自分だけでなく、友人も楽しい会話に集中できないかもしれません。
ファッションに合わせたナチュラルなジュエリーを選びましょう。
カジュアルなパーティー
ホームパーティーや立食パーティーの場合、人混みの中を移動したり、お皿やカップを運んだりすることが多くなります。動きやすく、食事の邪魔にならない控えめなジュエリーがおすすめです。チェーンが長いネックレスは引っかかったり、食器に当たったりする可能性があるので、短めのネックレスや首から下げるチョーカータイプのネックレスがおすすめです。ピアスもチェーンタイプではなく、一粒タイプのものを選ぶと、程よい華やかさをプラスできます。
ドレスコードのあるフォーマルな集まり
フォーマルな装いには、華やかなジュエリーがあるとワンランク上の品格が漂います。ただし、結婚式などの「お呼ばれ」の場では、主役よりも目立たないようにするのがマナーです。また、集まりの時間帯によって身に着けるべきジュエリーも変わってきます。昼間のパーティーシーンでは、宝石が日光に反射して悪目立ちすることもあるため、パールや珊瑚などの反射しにくいものが好まれます。
逆に、夜のパーティーでは照明映えする豪華なジュエリーもOK。ダイヤモンドのあしらわれたピアスや、ゴールドカラーのジュエリーなどにチャレンジするのも良いでしょう。
コーディネートに取り入れやすい鉄板ジュエリーの特長
ジュエリーは、その日のファッションによって流動的に変えてられるのが醍醐味。しかし、「これがあればアレンジしやすい!」という定番ジュエリーも存在します。その特長の一つが「主張しすぎない」もの。大きすぎるカラーストーンがついているものや、個性的すぎるものは手持ちのファッションに合わせにくいものです。
ここでは、ジュエリー初心者から上級者まで「持っていて損はない」鉄板ジュエリーをご紹介していきます。
ネックレスの場合
デコルテに色気や華やかさを添える繊細なネックレスは、一つ持っておくとどんなシーンにも合わせやすく、便利です。少し華やかさをアップさせたければ、重ね付けしてもトレンド感が出ます。購入する時は、ぜひ地金の色をチェックしてみてください。肌がブルーベースの人はシルバーやホワイトゴールド、プラチナのネックレスが映えるでしょう。イエローベースの肌の人はイエローゴールドが肌なじみがよいとされています。
さらにピンクゴールドのネックレスは日本人の肌色と相性が良く、ネックレスであれば顔周りの印象をやさしく見せてくれるコーディネートとなるでしょう。
ピアスの場合
レディースファッションの中でも、顔周りのアクセントとなるピアス。あらゆるシーンにも合わせたいなら、さりげなく揺れるチェーンピアスがオススメ。様々なヘアスタイルに馴染み、清楚で洗練された雰囲気を演出できます。また、地金のカラーにシルバーなどの白系を選ぶと知的な印象を、イエローゴールドを選ぶと華やかな印象を与えてくれるでしょう。身に着けるシーンや普段のファッションに合わせてチョイスしてくださいね。
リングの場合
リングのデザインには地金がまっすぐになってるストレートライン、緩やかなカーブを描くウェーブライン、シャープな印象のV字ラインがあります。普段使いを楽しみたいなら、シンプルで上品なストレートラインのリングを持っていると良いでしょう。また、リングは重ね付けを楽しめるジュエリーですので、変化を楽しみたい人はウェーブやV字デザインのものを一つずつ揃えおけば、幅広いコーディネートが楽しめます。
コーディネートを考える際は、身に着けるシーンから逆引きしよう!
ジュエリーは、時にファッションの主役になるほど個性が出るもの。だからこそ、コーディネートも迷ってしまう人が多いと思います。ただ、最終的なゴールは「それを身に着けた自分が、こう見えてほしい」というシンプルなもの。そこから逆算していけば、選ぶべきジュエリーはおのずと決まってくるはずです。
パーティーシーンで華やかな印象を与えたいのか、意中の人に可愛らしいと思われたいのか、ビジネスシーンで知的に見えたいのか…。「理想の自分」に近づこうとするあなたのそばに、ジュエリーは寄り添ってくれるでしょう。