ジュエリーの組み合わせ!上手な選び方とは?

今回は、そんな悩みを解決する、ジュエリー選びの決定版をご紹介します。ピアス、ネックレス、リングを上手に組み合わせて、「オシャレ上級者」を目指しましょう。
目次
ジュエリーは断然「セット」の組み合わせ使いがおすすめ!
ブランド、素材、石の色などが異なるジュエリーは、バランスがちぐはぐになりがちです。身につけるジュエリーのモチーフや色を統一するだけで、思わぬ効果が期待できるのです。ここでは、ジュエリーの組み合わせ方による「見え方」のポイントをご紹介します。
つける位置が近いジュエリーは同時に目に入る
セットジュエリーを身につけるときは、まず「ブレスレットとリング」「ネックレスとピアス」など、近くにあるものを組み合わせてみるのがおすすめです。同時に目に入るので、まとまりのある印象になること間違いなしです。また、さりげなく手に乗せた手が華やかになったり、写真に写った顔がより魅力的になったりと、ジュエリーの相乗効果も期待できますよ。つける位置が遠いジュエリーはふとした印象につながる
慣れてきたら「ピアス×リング」、「ネックレス×リング」など、少し離れた場所に着けるジュエリーをセットで揃えてみましょう。 ジュエリーの距離が離れていると「パッと見て気づかれにくい」と思われがちですが、実は全体のトーンをさりげなくまとめてくれる効果があります。あからさまなコーディネートより、何気なく「自分の理想のイメージ」を印象付けたい。そんな方にオススメのテクニックです。ネックレスとピアスの上手な組み合わせ方
ネックレスやピアスは、身につける人のコンプレックスをカバーしたり、チャームポイントを引き立たせることができるジュエリーです。ここでは、顔まわりの印象を大きく左右する、ネックレスとイヤリングの効果的な組み合わせをご紹介します。素材を合わせる
素材となる金属を統一することで、ジュエリーの持つ華やかさがより際立ちます。たとえば、温かみのあるピンクゴールドのジュエリーは、組み合わせることでさらに優しい印象を持たせることができます。デザインが多少異なっても、素材が合っていればまとまりのあるスタイルになるのも大きなメリットです。
また、プラチナとシルバーゴールドなど、一見同じ色でも輝きが微妙に異なる素材もありますので、実際に身に着けながら選んでみましょう。
モチーフを合わせる
素材の次に合わせやすいのはモチーフです。ハートや月、植物、雫の形など、モチーフを統一することで幅広いイメージを演出することができます。ハートモチーフを重ねて可愛らしさをアップしても良いですし、思い切ってシンプルなデザインのジュエリーを重ねても、スタイリッシュでこなれた印象になるでしょう。顔の形に合わせる
身に着ける人の輪郭によっては、相性の良いジュエリーとそうでないものがあります。例えば丸顔の人は、縦長や揺れ感のあるデザインのピアスとの相性がいいとされています。ネックレスも同じく縦に長いロングタイプを選ぶことで、顔の丸みを和らげる効果が期待できるでしょう。
面長な輪郭の人は、丸みのあるデザインや、ボリュームのあるピアスがオススメ。ロングタイプのピアスは、縦のラインが顔の長さを強調してしまうため避けた方が無難です。同じ理由で、長めのネックレスよりもチョーカータイプのジュエリーを選ぶと、顔立ちがすっきりとして見えます。
逆三角形タイプの輪郭を持つ人は、下に向かって広がりのあるデザインのタッセル・ドロップタイプのピアスがオススメです。逆に下側が尖ったデザインのジュエリーは、顎のラインの印象を強めてしまうため、あまり相性がよくありません。
スクエア型の輪郭の人は、ボリュームのあるものよりも、小ぶりでコロンとしたピアスを着けると印象が柔らかくなります。
自分の顔タイプの得意・不得意を頭に入れておくと、あなたのテイストにぴったりのジュエリーが見つかりやすくなるでしょう。
首の太さに合わせる
ネックレスを選ぶ際に大切にしたいポイントの一つに「首の太さに合っているかどうか」があります。首にボリュームのある方は、細いチェーンや小さいモチーフがついたジュエリーより、V字やY字など、縦ラインの強調された長めのネックレスがオススメです。首とジュエリーの間に余白を持たせることで、首がスッキリと見える効果があります。
首が細い方は、華奢な印象を引き立たせる繊細なネックレスや、小ぶりなピアスがよく似合います。控え目でありながらエレガントさを添える、一粒ダイヤのジュエリーもおすすめです。
リングと他ジュエリーとの上手な組み合わせ方
リングと他のジュエリーも、組み合わせ次第でオリジナリティ溢れるコーディネートが実現します。結婚指輪や手持ちのリングと合わせたい方も、これから揃えたい方も、ぜひ参考にしてみてください。カラーを合わせる
同じトーンカラーのジュエリーで合わせると、華やかさでありながらまとまりが出ます。しかし同じゴールドやシルバーのカラーで合わせても、ジュエリーの土台となる金属の配合率によって微妙に輝き方や色は異なってきます。そのため、「せっかくゴールドのジュエリーで揃えたのに、しっくりこない」ということも起こってしまうのです。手持ちのリングの雰囲気に合わせたい方は、必ず身に着けて行って、ショップで相談しながら選ぶことをおすすめします。
テーマを合わせる
シンプルなジュエリーの組み合わせも素敵ですが、花やリボン、クロスやリーフなどでテーマを設けて組み合わせるのもおすすめです。丸みのあるシンプルなデザインのリングであっても、「しずく型」で合わせるだけで柔らかさが強調され、優しい印象になります。身に着けた自分が、どんな雰囲気になりたいかを考えながら、コーディネートに統一感を持たせましょう。
地金の太さを合わせる
地金の厚みは、リングの存在感を大きく左右します。華奢なリングから、独特の存在感を放つ幅広のリングまで、さまざまなタイプが存在します。しかし、地金の厚いリングを着けているときに、ピアスやネックレスが華奢すぎると、リングが目立ってしまうことがあります。全体のバランスを見ながら、適度なボリューム感のあるジュエリーを選ぶとよいでしょう。 逆に、華奢なリングには、細いチェーンなど控えめなジュエリーの方がバランスよく見えます。
違う素材やデザインは「共通点」で組み合わせよう
ここまで色々な統一感あるコーディネートを紹介しましたが、素材やデザインが違っても魅力的なコーディネートにすることは可能です。ここでは「異なるデザインの組み合わせ」について知っておくと便利なポイントをご紹介します。
違う素材の場合
「いつも身に着けている指輪はシルバーカラーだけど、ゴールドカラーも楽しんでみたい」という場合、ジュエリーを離して着けてみましょう。例えばピアス・ネックレスはゴールド、リングとブレスレットはシルバーなど、手元と首元でカラーを分けるとそれほど違和感はありません。また、思い切ってシルバーとゴールドの指輪を重ね付けするなど、アクセントをつけるとちぐはぐな印象を持たれにくくなります。
違うデザインの場合
セットデザインでない限り、まったく同じデザインのジュエリーを揃えるのは困難です。しかし、たとえ異なるデザインであっても、両方に同じカラーの石が入っているだけで、ぐんと統一感が増します。また、色だけでなく宝石の種類やカットの手法などで合わせると、統一感だけでなく「こなれ感」も演出できるでしょう。
ジュエリーの組み合わせならではの印象変化を楽しもう
今回は、ジュエリーの「組み合わせ」に焦点をあててご紹介してきました。フェミニンで優しい雰囲気から、ゴージャスで華やかな装いまで、ジュエリーがもたらす印象は組み合わせによって無限大です。大きさや形、色の違うジュエリーを持っていると、コーディネートの幅がさらに広がります。
様々なジュエリーを試しながら「なりたいあなた」に近づくための、お気に入りの組み合わせを探してみてくださいね。