イヤーカフとピアスは組み合わせて考えよう!選び方のコツは?

ピアッシングなしで、手軽に耳元のオシャレが楽しめる「イヤーカフ」。
コロナ禍以前はあまり耳馴染みがありませんでしたが、近年は最旬ファッションを彩るアクセントとして、雑誌やSNSなどで取り上げられる機会も増えてきました。
ソロで装着するだけでもトレンド感を感じさせるアイテムではありますが、そのアレンジとして特に注目を集めているのが「イヤーカフ×ピアス」の組み合わせ。
イヤーカフとピアス、それぞれが持つ特性を掛け合わせることで、オシャレの幅がぐんと広がります。
デイリーファッションを彩る組み合わせとしても、ちょっと特別な日の装いにも使えるため、コーディネートのコツを覚えておくと、さまざまなシーンで活用できます。
今回は、そんなイヤーカフとピアスの組み合わせについて、実際のコーディネート例を交えながら解説していきます。ぜひ最後までお読みください!

イヤーカフとピアスは組み合わせて使える

イヤーカフもピアスも、耳元にアクセントを加えるアイテムという点では同じです。ただし、ピアスは耳たぶに、イヤーカフは耳の中央~上部に着けるのが一般的であるという違いがあります。
もしピアスホールが空いている人であれば、耳全体をバランスよく飾るため、イヤーカフとピアスを組み合わせて使うのがオススメです。また、「ピアスを複数重ねづけしたいけど、これ以上穴を増やすのも難しい」という人も、イヤーカフがあればカンタンにレイヤードコーディネートを楽しむことができます。
また、イヤーカフはチェーン等がついた「揺れ」のあるピアスはもちろん、一粒ピアスとの組み合わせも相性抜群です。
イヤーカフは1つだけでなく、複数のデザインをつけることも簡単にできるため、幅広くオリジナリティのあるコーディネートを探せるとも言えます。

イヤーカフとピアスの上手な組み合わせ方とは

せっかく耳元を飾るのであれば、お気に入りのアイテムで揃えたいもの。しかし、気に入ったデザインのイヤーカフとピアスを単純に組み合わせただけでは、安っぽく見えてしまったり、全身のファッションとのバランスが取れず、ちぐはぐな印象になる可能性があります。
オシャレ感度の高い耳元のレイヤードは、“メリハリ”を意識して取り入れるのが最大のポイントです。
ここでは、イヤーカフとピアスの上手な組み合わせ方を、わかりやすく説明していきます。

色を合わせる

手軽にセンスの良いコーディネートを目指すのであれば、まず同じ色のトーンで取り合わせることからスタートしましょう。慣れないうちに違う素材やカラーを取り合わせようとすると、バランスが悪くなってしまうことも。同系色で揃えることで、自然と品格と落ち着きが出ますので、見栄えの良さをキープできます。
例えばシルバーカラーで統一すると、ややクールに見える一方、モード感も演出できます。カジュアルスタイルにもオフィシャルな場にも合うため、TPOに合わせてカラーをチョイスしましょう。
反対にパーティーシーンなど、温かみやゴージャス感を出したい場合は、断然ゴールドで統一するのをオススメします。
どうしても違うカラーのアイテムを取り合わせたい場合、右耳はゴールド、左耳はシルバーで統一するなど、左右から見た時に別人に見えるようなコーディネートもあり。大人の遊び心を含んだ装いになりそうです。

モチーフを合わせる

サークル型のものや、ゆるやかな曲線を描いたデザインのもの、チェーン、パールがついたものなど、統一感のあるモチーフのアイテムで合わせると、耳元が洗練された印象になります。
モチーフそのものが完全に同じでなくても、なんとなく同じトーンだと感じるアイテム同士を組み合わせるのも良いでしょう。

どこかにアクセントをつける

「こなれ感」のあるレイヤードスタイルを実現するには、はじめに言った通り「メリハリ」が大切です。全く同じ大きさのピアスとイヤーカフを等間隔につけても、緩急が付かないコーディネートになってしまいます。
そのため、たとえシンプルなデザインのピアスとイヤーカフの組み合わせであっても、地金の太さを変えたり、大きさに違いを出したりなど、アクセントをつけるのがポイントです。
パールデザインのイヤーカフをチョイスするのであれば、ピアスは粒の大きさを変えたり、思い切ってごくシンプルなデザインにするなども良いでしょう。
また、もし同じようなアイテム同士でも、装着する位置をランダムにすることでしっかりとしたアクセントになります。
イヤーカフ×ピアスの組み合わせは片耳だけでも十分華やかになりますが、もし両耳に装着する場合、左右非対称(アシンメトリー)になるようにつけるとセンス良く見えます。

イヤーカフとピアス、どちらをコーデの主役にする?

ここまで、センスのある重ねづけには「メリハリ」が大切という話をしてきました。
これは言い換えると、「イヤーカフとピアスのどちらかを主役に立てて、もう片方がサポート役に回る」ということです。
主役の方はボリュームの大きいアイテムを選んだり、サポート役は繊細なデザインのものを選ぶなどを意識すると、チョイスがしやすくなるでしょう。
また、最初からお気に入りのアイテムがある場合は、それとのバランスをとることがコーディネートのカギになります。

イヤーカフを主役にする場合

イヤーカフを主役にするならば、インパクトがある大きめのイヤーカフをチョイスしましょう。普段シンプルなものを好んでつける人も、少し幅広なデザインにするだけでグッとインパクトが出ます。
シンプルで幅広なサイドイヤーカフの他にも、大きなクリアストーン付きのイヤーカフ、フックタイプでチャーン状の飾りがついているものも華やかさがアップします。
反対にピアスは、華奢なワンポイントストーンのデザインを選んだり、小ぶりなフープピアスを重ねたりなど、イヤーカフと対照的になるようにチョイスしましょう。
あまりに大きいデザインのイヤーカフを選んだ場合は、装着は片耳だけに留めておくとよいかもしれません。

ピアスを主役にする場合

ピアスを主役にする場合は、やはりインパクトのあるピアスを選ぶのがキーポイントです。大粒の石やパールなどのやや重厚感のあるものや、フリンジ、チェーンがあしらわれた「揺れ感」のあるものをチョイスすると良いかもしれません。
反対にイヤーカフはそれを補うような細身のデザインを選ぶと、メインのピアスを際立たせるコーディネートになります。控え目なイヤーカフであれば、1つだけでなく複数取り入れるのも良いでしょう。
キレイめコーデが好みの人には、あえて上品な細さのロングピアスに小ぶりなサイドイヤーカフを数個添えても、今っぽさを感じられる組み合わせです。やや物足りない場合は、洋服や小物とのバランスを見ながら、別のアクセサリーで少し華やかさを補うのも良いかもしれません。

上手に組み合わせて印象UPを目指そう

いかがだったでしょうか。
イヤーカフとピアスは、それぞれ身に着けられる場所が異なるため、耳全体のバランスをとることが大切になってきます。
ピアスをつける位置はホールによって固定されますが、イヤーカフは少しずらすだけでカンタンに動かせるため、その日のファッションとのバランスを取りながら位置調整しましょう。
また、イヤーカフはピアスと違って試着できるお店も多いため、買いに行くときは手持ちのピアスを着けた状態で行くのもオススメです。

耳元のオシャレはヘアメイクや全身のファッションとのバランスを見て足し引きをすることで、より「今っぽい」印象の良さを演出できるはず。普段のコーディネートにさっとプラスして、ワンランク上の華やかさを取り入れることもできますし、ハレの日にいつもよりゴージャスな装いに仕上げることも可能です。
上手に組み合わせを楽しみながら、あなただけのスタイルを探ってみましょう。
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